第25回 2016年5月21日(土)
家計が助かる!スマホでかんたん不要品処分マル秘テクニック!

メルカリ出品に挑戦

  メルカリは人気急上昇中のスマホアプリ。ネットを介したフリーマーケットです。公園などで開かれるフリーマーケットと違って、出店料がかからず、わずか数分の作業で出品できます。代金回収をメルカリが代行してくれるので入金も確実です。

 今回のサロンでは、ヤフオク歴10数年、メルカリ歴も足かけ3年というまちコム舎メンバーが長年の経験から導き出した出品のコツと注意点を紹介。質問も飛びかい、活気あふれる展開となりました。

 とりわけ、送料を深く考えずに家具を出品してしまい、購入者からクレームを受けたという失敗談に、一同興味しんしん。トラブルにどう対処したか、またメルカリがどう対応してくれたのか、大いに参考になりました。

■メルカリのインストールから出品まで

 メルカリはヤフオクと異なり、登録時にクレジットカード番号の入力は不要です。そこで今回はメルカリのアプリをインストールしました。メールアドレスなどを聞いてきますが、「スキップ」し、メルカリ画面の閲覧に到達。どんな品物がどのくらいの値段で売られているのか覗いてみます。

 品物を持参された方は撮影に進み、必要事項を入力して「出品」へ。この間わずか数分。あっけないくらい簡単でした。サロンでの実習はここまで。果たして品物は売れるでしょうか。楽しみに待つことにします。

■ネット上の売買は恐い?

 ネットを怖がる人の気持ちがわからないと若い人たちは言いますが、インターネットという突然現れた新しい概念になじめないでいる世代にとって、ネット上でお金やモノが動く仕組みをすんなり受け入れられないのは無理もないことです。まして、毎日のようにネット詐欺だ、誹謗中傷だ、ウィルスだと報じられているのですから、怖がるのが当たり前ではないでしょうか。

 メルカリでは売り手だけでなく書い手も評価されます。買い手に対する評価が終了しないと入金されない仕組みになっています。非常識や不誠実な行為をすれば評価が下がり、売買の成立が難しくなります。

 売買はつまるところ、人と人の交渉ですから、トラブルやリスクが皆無とは言えません。トラブルの可能性とその対処法を知った上で、誠実に売買を行うという点では、ネット上であれ、公園のフリマであれ、変りはありません。

 むやみに恐がることなく試しにやってみるのもよいかもしれないという声が参加者の皆さんから聞かれました。ネットを通じて互いの信頼に基づく新しい交流が広がるとしたら、まちコム舎にとっても嬉しいことです。