第24回 2016年4月23日(土)
グループの会員間の連絡手段を考える

 連絡手段は、対面、郵便、電話/FAX、Line、Facebook、メーリングリスト、グループウェアのサイボウズLiveなど、色々あります。

 今回は、サイボウズLiveを利用中の参加者が問題点を具体的に挙げて下さったので、話し合いが活発に進みました。まちコム舎にとっても、色々参考になりました。

サイボウズLiveに関して困ったこと

①スポーツサークルの練習日や会場を知らせていたが、見てくれていないようなので紙に印刷して渡すようにしたら、ますます見てくれなくなった。

②メンバーは全員、携帯を持っているのだが、メールの送受信ができない人がいる。

③料理ボランティアの団体では、女性会員がほとんどで、「夫はパソコンを持っている」と言っており、パソコンの基本操作はできるものの、サイボウズの利用にあまり関心がなさそう。

 これに対して、まちコム舎メンバーから、以下のような意見が出ました。

●携帯を持っているのにメール送受信ができない会員には、携帯ショップなどでメール送受信の方法を習得してもらうようにする。

●スマホにサイボウズのアプリ(無料)を入れれば、いちいちPCを立ちあげなくても発言があったことを確認できる。

●見てくれないというのは思い込みかも知れない。発言はしなくても目を通しているものだ。

●役に立つ情報や興味をもってもらえる情報をときどき流す。

●何人かに、発言してくれるよう頼む(サクラ)。そのうち関心を持ってもらえるようになるのでは。

●活動の様子などを写真に撮ってコメントに挿入する。

●スレッドの立て方を工夫する。

●どうでもいい話題は「雑談」スレッドに集中させる。

●何をどのくらいの間隔で携帯に送らせるか、各人の好みに設定できるので、それをメンバーに周知させる。

●「紙では渡しませんよ」と伝え、サイボウズのチェックをルール化して必ず見てもらうようにする。

サイボウズLiveのメリット

①印刷代、電話代などがかからない

②記録として残るので後から参照できる

③あらかじめ論点を知らせておくことで、会合時に即本題に入ることができる

④欠席がちなメンバーや新入会員にも様子がわかるので、「置き去りにされた感」がない

⑤コミュニケーションを図る道具として使える

⑥テーマ別にスレッドを立てることができるので、重要な話題と雑談を会の活動とは関係のないけれども聞いて欲しい話題を「雑談」として受け入れてもらえる。

⑦パソコンを持っていない人にも連絡が入る。スマホ、ガラケーもOK。

 現在、府中まちコム舎はサイボウズLiveを利用しています。今後も機会あるごとに、皆様の役に立つヒントをご紹介していければと考えています。