第17回 2015年9月26日(土)
マインドマップ

 今回は7月のサロンでもチラッと話題になった、アイデア出しのツール、マインドマップを取り上げました。紙とカラーペンを用意し、真ん中にテーマを書いたら、放射状に思いつくままキーワードを書き入れ、関連するものを線でつないでいきます。

 「そう言えばあれも、これも」と連想が連想を呼ぶので、アイデアに行き詰まったときや、長い文章をまとめるときの思考ツールとして人気があります。人生設計、自分史執筆、断捨離、サイト作りなど、さまざまな用途に活用できます。

 この作業をPCでできるようにしたのがXmindなどのソフトやMindomoなどのオンラインサービス。何度でもコピーや移動などができるし、画像やマークなどの挿入もできるので、紙とはまた別の楽しさもあります。自動的にアウトラインも作成されます。

 「ふだん書き物や考えごとをするときは箇条書きやツリー表示で頭の中を整理しているので、白紙の真ん中から思いつくまま言葉を書き入れていくというやり方はとっつきにいですね」という意見も。そこで、サイトに載せる記事を想定してXmindでアイデアを出し合ったら、書く題材が次から次へと出てきました。適当なところで打ち切らないと収拾がつかなくなりそう。紹介した浅田によると、アイデア出しに10分、整理に10分もかければOKとのこと。

 長い論文などを書くときに、このツールは威力を発揮しそうです。